新任校長のもとで新たな試みに取り組む 本郷小学校

校長室からもどんどん情報発信。多様な体験活動が旺盛な知的好奇心に応える

文京区立本郷小学校
校長
細田 真司 さん

校長の細田 真司さん

 

地域にある医療機器関連会社の協力による体験学習

 

来年4月、創立20周年を迎える本郷小学校。最新施設と設備を備えたモダンな校舎、校庭から子供たちの元気な声が聞こえてきます。昨年4月、校長に着任した細田真司さんにお話を伺いました。
—着任されてこの1年いかがでしたか。
細田さん 校長という重責を担う立場となり、大変充実した1年でした。本郷小学校は、教育委員会から指定された保護者・地域と協力して運営していくコミュニティスクールであり、その運営を円滑に推進することに全力を注いでまいりました。本校では、地域の方々の教育に対する意識が高く、家庭教育がしっかりできていることが大きな支えでした。そして、なにより知的好奇心に富んだ子供が多いのには驚かされます。私は毎週月曜の全校朝会で10分ほど話しますが、子供たちが実に熱心に聞いてくれます。また、そこで興味を持ったことをさらに図書室で調べたり、家庭で話したりするんですね。この地域の教育環境の良さを生かした活動も工夫していますが、子供たちの学習に取り組む真剣な表情に感動することが多々あります。本郷小の子供たちの資質・能力をもっともっと伸ばして、未来を担っていける人材に育てる使命と責任を痛感しています。
—ご自身でも盛んに情報発信をされていますね。
細田さん 保護者や地域の方々が大変協力的なので、私もそれに応えなければと学校ホームページの「本郷日記」を毎日更新しています。年間アクセス数は2万件を超えました。全校朝会の講話を載せた「校長室より」も閲覧いただいているようです。全校朝会では、児童に分かりやすく興味を持って聞いてもらうかに毎回知恵を絞り、画像資料を作成するなど、充分な準備をするようにしています。あらゆる情報発信は、地域・保護者の方々の好評を得ておりますので、今後も続けていきます。

低学年からの伝統文化教育–和太鼓教室–

 

リオデジャネイロオリンピック選手による陸上指導

 

—いまどういう教育に力を入れていますか。
細田さん 体験活動を充実させることは、健全育成上、必要不可欠と考えています。例えば、オリンピック・パラリンピック教育では、リオデジャネイロ大会に出場した選手をお招きし、講演や実技指導を行っていただきました。すると1年生が興奮してそのことを親御さんに話したそうです。貴重な体験が子供たちの心を揺り動かすんですね。また、伝統文化教育が充実しているのも本校の特色です。全校参加の邦楽鑑賞教室があり、6年生は体験学習もあります。日本人のアイデンティティを養う心の教育として、生(なま)に触れるのがとても大事だと考えます。今後は武道なども取り入れていきたいですね。今年度から、花壇で江戸東京野菜を育てているのも同じ考えです。育てた野菜を検査し安全確認の後、調理して給食で味わわせています。食育の改善とともに、体験を通して心を豊かにすることにつながっていくはずです。
私たちには、20〜30年後社会で活躍する人材の資質・能力を育てる大事な使命があります。打合せや会議を精選し、教員が毎朝、教室で登校してきた子供たちを迎えるなど、子供と向き合える時間をできるだけ多くすることを全教員で推進しています。
 
本郷小学校
校長 細田 真司
平成10年4月1日開校
児童数 541名
〒113-0033 本郷4-5-15
TEL. 03-3813-7551 
FAX. 03-5689-4552
http://www.bunkyo-tky.ed.jp/hongou-ps/