子どもたちが “ふるさと”と思えるような本郷にしたい

来年、創立20周年の本郷小に同窓会を立ち上げ、そこからつながりの枝葉を広げる

株式会社 ジーオーネクスト代表取締役
本郷二丁目弓二会 町会長
小川 豪 さん

小川 豪さん

 

昔の大横丁商店街でのお祭り「子供神輿」

 

現在のお祭り「子供神輿」

 

本郷大横丁商店街にある読売センター湯島の小川豪さんは、本紙創刊時からのお付き合い。というより当初から新聞折り込みを無償で引き受けていただいた功労者です。さまざまな地域の仕事に携わっているため、なかなか時間が取れないところ今回やっと取材させていただきました。
—本郷小学校に同窓会ができるんですか。
小川さん 来年、本郷小学校は創立20周年を迎えます。新1年生として入学して卒業した子が26歳。真砂小・元町小から6年時に移ってきて卒業した子は32歳。卒業生は多くないですが、親御さん同士のつながりはそれなりにできたので交流のためにも学友会のようなかたちで作ったらどうか、という話が一昨年あたりから、私が関わっている学校運営協議会委員の間で徐々に出てきて、本郷小学校PTAの第7代会長の私、第6代会長の清水智博さん、そして、第8代会長の原廣介さんを中心に動き出しています。といっても、20周年行事として具体的に何をするかは未定で動き出したばかりです。私は文京区生まれですが、小学校の頃より父親の仕事の都合上、区内を転々としており、本郷に移り住んで39年、現在の本郷二丁目弓二会に移り住んで18年です。本郷小の創立時からのことなど、子どもたちやPTAを通じて多くを学ぶことができ、深く理解できたことを心から感謝しております。先進的な教育が行われている小学校ですが、昨今の児童数の増加にあわせてクラスを増やすための改装工事も無事に終わりを迎え、これから伝統を作っていく学校として、同窓会を立ち上げるいい時機だと思っています。
—親同士がつながるきっかけにもなるんですか。
小川さん 20代の若者にいきなり同窓会といっても無理ですから、まず親世代が環境づくりを行う。元PTA会長や現PTA会長が音頭を取って役員とともに行動することによって、卒業生を含めた子世代に広げていく。そうして枝葉をつけていけば、地域をつなぐコミュニティに育っていくと思います。また、他所から移ってきたマンション住民の皆さまも子どもの通う学校で親同士のつながりができ、小学校を中心とした地域コミュニティの意識が高まることも期待しております。私は2年前から本郷小の「わんぱく冒険ひろば(校庭開放事業)」の代表も務めていますが、ここでもOB、OGのつながりができるんです。そんな地域のさまざまなつながりのひとつの核として町会が機能できたらいいですね。運営次第でメリットを出していける組織ですから、いずれマンション住民の皆さまも巻き込んでいけると思っています。

校庭内に簡易プールを作る為、放水!

 

「わんぱく冒険ひろば」で、コスプレ姿のオヤジ達

 

—本郷二丁目弓二会の町会長でも活躍されていますが。
小川さん 町会の仕事は2002年からの総務部副部長を皮切りにいくつか務め、今年5月からは町会長です。弓二会は春日通りと本郷通りと大横丁商店街に挟まれた地域で、町会会員は約700世帯を数えます。9月23・24日は桜木神社の大祭、私は氏子総代として神社と実行委員長の間に立って運営に関する世話役を務めています。町会はどこでも担い手の高齢化問題を抱えており、次の担い手となる若い世代が不足している現状に悩まされております。これを、町会内で輪番制にするアイデアもありますが、無理強いしてしこりを残すことになりはしないか危惧しています。そこで、私の考えですが、古くから本郷の地に住まう2代目・3代目をはじめ、近年本郷の地に移り住まれた方々の多くが子どもたちに家を残し、本郷を自分の田舎と思ってもらいたい気持ちを持っているはずです。子ども時代を過ごした田舎、帰るとホッとする街、もう一度住みたい町、本郷がそんな故郷になってくれたら、今は無理でも将来的には街のよさが見直されて必ず担い手が多くなると私は長い目で見ています。それでも、待つばかりではよくありませんので、地域で高齢者を支える見守り活動、「ハートフルネットワーク」に取り組むなど、ふだんから街への愛着を高めるべく活動しています。
—本紙の在京6紙への折り込みに尽力されましたね。
小川さん 「湯島本郷マーチング通信」の新聞折り込みは、利根川編集長に頼まれてうちがまず始めました。非営利のコミュニティペーパーの折り込みというのが意外だったし、地元愛にあふれた紙面も協力したい気持ちにさせてくれたんです。文京区新聞販売同業組合にある本郷ブロックでは都内でもめずらしく在京6紙(読売・朝日・毎日・日経・産経・東京)の販売店が全部そろっているエリアです。6紙の責任者が一緒の席でお願いしたところ、その場で折り込みに賛成してもらえました。また、これが刺激になって発行本社から地域版の新企画が出てくるなど、業界からも注目されています。WEB版もやっておられますが、高齢者のことなども考えるとやっぱり紙の折り込みをなくすわけにはいきません。これからさらに内容を拡充して発展されることを期待しています。
 
株式会社 ジーオーネクスト 
読売センター湯島
〒113-0033 東京都文京区本郷2-30-6 
TEL. 03-3811-7320 
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