地域の学校と連携しつつ、公立の強みを活かす 本郷台中学校

文京区立本郷台中学校
校長
森 由紀男 さん

校長の森 由紀男さん

 

—前回の取材から3年になりますが、その後いろいろ変わりましたか。
森さん 教室、廊下、トイレなど内装工事を行って、ぐんと明るく快適になりましたね。今年の夏休みには校庭を人工芝にする予定です。授業では昨年からアクティブボード(電子黒板)を全教室に導入、教員・生徒ともこれを使いこなし表現力を向上させています。タブレット等の電子機器が導入されれば、教え方・学び方も様変わりするはずです。このようなICT(情報通信技術)機器の充実に関しては、文京区は都内でも先進的です。
—授業での独自の取り組みはいかがですか。
森さん 英語と数学では1年生から習熟度別クラス編成を行っており、授業の密度を上げ、すべての生徒が学習に意欲的に取り組める工夫をしています。都立工芸高校と連携し生徒が5コースに分かれて作品作りに取り組んでいますし、オリンピックやパラリンピックに出たトップアスリートを招いて授業を行ってもらっています。いま都立高校のレベルアップが著しく、それとともに文京区の公立中学もレベルアップしており、当校は進学実績からも自信をもって生徒を迎えられる態勢です。
 部活ではバドミントン部が優秀な成績を収め、吹奏楽部が都のコンクールで金賞・銀賞の常連組です。

コンクール出場 府中の森芸術劇場にて

 

学習発表会 演奏の様子

 

—地域との連携もされているようですが。
森さん 近隣の大学生・院生に水曜放課後と試験前の1週間に来てもらい、生徒の勉強を見てもらっています。地域には教育に対するしっかりした考えをお持ちの保護者が大勢いらっしゃってどんどん意見を言ってもらい、それに学校も方針を示してきちんと対応することでお互いの理解を深め向上を図っています。例えば、メディア等で問題視される組体操。文京区では安全対策をしっかり取ったうえで危険なことはやらせず、生徒たちが力を合わせて成功させる喜びを味わう、と教育面で大きな効果を上げています。また、地域の学校として、湯島幼稚園、本郷保育園、本郷小、湯島小と当校の5校連携により、さらなる授業の質の向上、学びの向上に役立てていきたいと思っています。
 
本郷台中学校
校長 森 由紀男
平成10年4月1日開校
生徒数 163名
〒113-0033 本郷2-38-23
TEL. 03-3811-2571 
FAX. 03-5689-4555
http://www.bunkyo-tky.ed.jp/hongoudai-jh/