「霜柱を踏むような天ぷら」がモットー、天ぷら割烹の老舗

「天ぷら天庄 湯島店」

店長
綱島 克年 さん

綱島 克年さん

 

四季折々の厳選された素材を絶妙な天ぷらの技で食す

 

—創業明治42年で100年を超えますね。
綱島さん 本店は創業当時から上野広小路にありますが、湯島店が誕生したのは今から約50年ほど前です。今では親子3代にわたる常連さんや、関東近県から予約して来て下さるお客様もいらっしゃいます。また、当店は海外からのお客様への接待によく使われますが、皆さん、昔と違ってお箸を上手に使って天ぷらを召し上がりますね。
—天ぷらを揚げる時の心得はどういうことですか。
綱島さん おやじさん(義父・2代目)からよく言われていたのは、「霜柱を踏むような天ぷらを」。霜柱を踏む音はサクッと言うじゃないですか。ああいう音がする天ぷらを揚げるんです。そのために油の温度管理と揚げるタイミングが非常に大事です。素材と衣と油の全てが重要なんですよ。それから、「いいものを安く」を心掛け、毎朝築地から仕入れており、コースで5,000円前後になるようにしています。
—創業当時から変わらないものはなんですか。
綱島さん 時代に合わせて昔よりはあっさりしていますが、ずっと変わらず江戸前の味を守っています。代替りしてからもお客様がついてきてくださると、「おやじさんの天ぷら」と認知してくれたのかなって思います。先代の頃の常連だったお客様から、「何十年ぶりだけど、昔と変わらない味だなぁ」と声をかけて頂いた時は、とても嬉しかったですね。

 
 
 

変わらぬ老舗の味、人気の「天どん」

 

老舗の趣と落ち着きを感じさせる玄関

 

—最後に「梅まつり」の頃にオススメの天ぷらは。
綱島さん 2〜3月が食べごろの白魚の天ぷらです。1本揚げにしたのを10匹ほどお出ししますよ。他には、タラノメ・フキノトウ・コシアブラの3種類の山菜天ぷらも、この時期の旬です。梅まつりは受験期とも重なって1年で一番お客様が多い時期なので、予約してくださった方が確実です。
 
 
てんぷら天庄 湯島店 
〒113-0034 湯島2-26-9
TEL. 03-3831-6571
営業時間: 11:30〜14:00(土日祝は14:30)
       17:00〜21:00
       火曜定休