「下町の味を引き継ぎ170年、穴子と玉子焼の江戸前寿司

湯島女坂 季乃下

店主 
木下 勝治 さん

店主の木下 勝治さん

 

ありし日の「魚て津」

 

—お店の歴史を聞かせてください。
木下さん 江戸時代末期に水茶屋を切通坂下で開業したのが原点です。明治の初めには二代目が湯島中坂下で魚屋に転業し、昭和22年に三代目が鮨屋にしました。その後、平成11年に現在の場所で先代(義父)と私が「季節の味(旬)を大切にする店を」と屋号を「季乃下」に変えて開店し、平成22年に引き継ぎました。地元の方や古くからのお客様を大切にし、土日祝日もランチメニューを提供しています。
—穴子と玉子焼が名物だと伺いましたが。
木下さん 以前は東京湾周辺の穴子に限定していましたが、今はその時期により産地を選んで常に最高品質の穴子を仕入れています。白焼き、そしてタレと塩の両方を味わえる握りがお薦めです。玉子焼は出汁で少し焦げ目をつける代々継承されてきた焼き方で焼いています。ほんのりとした甘さが特徴です。それ以外にも素材の味を生かすように三種類のお酢をブレンドして、浅く〆た小肌や鯖も好評で、6月下旬には新子(シンコ)も出ます。
毎年とても楽しみにして下さるお客様もいらっしゃるぐらいですので、どうぞご期待ください。

 

握りから、コース料理まで

 

最高品質の穴子白焼き、絶品です

 

—これからの展望をお願いします。
木下さん 秋には長年使っていた漆のつけ台を、黒の御影石に作り替える予定で、総檜のカウンターとのコラボが今から楽しみなんです。私は和の伝統を守りつつ、新しいことも取り入れて日々挑戦していくことが大事だと思っているんですよ。
 
湯島女坂 季乃下  
〒113-0034 東京都文京区湯島3-32-12
TEL. 03-3831-2471
営業日:[月〜土] 12:00〜14:00(L.O.13:30)
        17:00〜22:00(L.O.21:30)
    [日 ・ 祝] 12:00〜21:30(L.O.21:00)
定休日: 火・祝日の月・年始・お盆