「大江戸助六太鼓」発祥の地、本郷 大横丁商店街にあるラーメン店

助六

店長
小林 義夫 さん

2時間半の営業、お客様で混雑の中、手際良く麺をさばく

 

宗家小林正道による乱れ打ち

 

—「助六」の屋号は、大江戸助六太鼓と関係がありますか。
小林さん 戦後復興期の頃は、「助六製麺」(当時の屋号。現在も本業は製麺・卸売業)には住み込みの従業員がたくさんいました。先代晟高(せいこう)が盆踊りの太鼓の名士だったため、従業員や身内に太鼓を勧めたのが始まりです。最初は趣味の域だったのが、弟正道(せいどう)とその仲間を中心に、邦楽の鳴り物師に師事するなどして本格的になり、東京初の和太鼓だけのアンサンブルが生まれました。「助六太鼓」は家業の屋号に因みます。斜めの太鼓台を考案し縦横無尽に打つ打法を進化させていった結果、今では「大江戸助六太鼓」として国内外でも和太鼓音楽のパイオニアと言われるグループとなりました。国内でのコンサートやライブ、ヨーロッパを中心に海外公演もほぼ毎年実施しています。全国にある和太鼓アンサンブルのルーツのひとつですね。
*参照:大江戸助六太鼓ホームページ
  http://www.oedosukerokutaiko.com

人気の助六麺、1度食すとヤミツキに!

 

—辛味噌付きの「助六麺」がオススメですか。
小林さん 私は他店で修業したわけでなく、開業までの準備期間が短かったので、メニューや作り方は自己流なんです。もちろん、他店で人気ラーメンについてリサーチはしましたが。本来の東京ラーメンは、スープが澄んでいる醤油味が多いんですが、「助六麺」は魚介ベースのパンチの効いた味で、この付近では珍しいタイプかもしれません。
—これからの展望を教えてください。
小林さん ここの商店街(大横丁商店街)は、昭和30年代には八百屋が3軒、肉屋が2軒あり、縁日には植木屋さんや、露天商も来てにぎやかだったそうです。今では食料品店も減ってしまい、商店街も静かになりました。「この近辺は美味しいお店が多い」といった評判で、再び街が活性化すればいいなと思っています。
 
助六 
〒113-0033 本郷2-18-10
TEL. 03-3811-2827
営業時間11:30〜14:00 定休日:土日祝